11年ぶりの三陸訪問
震災の1年後、三陸地方を訪れた。
震災後とあって、観光客が訪れない、商店街などは困っているとだった。
そして、震災の大きさを知りたい気持ちもあり、1年後なら・・・と思いで訪れたのだった。
その時、近いうちにまた来よう、そう思っていたのだが、転勤やら何やらで、なかなか訪れることはできなかった。
あれから11年、コロナも多少落ち着き、外出の機会が増えることとなった。
鉄道開業150周年というわけではないが、今回は鉄道の旅。
八戸線で八戸を出発し、三陸鉄道を乗り継ぎ盛り、そして一ノ関へと抜けることとした。
三陸鉄道の車窓からは、背の高い堤防、これがどこへ行ってもこの景色が続く。
そして、海に近い平地では、新築または空き地が目立つ。
新築は津波で流された家家だろうことは想像がつき、少し高台にある少し古びた家屋とが対照的だった。
それでも、11年前と比べると人の息遣いを感じ、十分ではないのかもしれないが、少しずつながら生活が戻りつつあるような姿を見られたのが嬉しかった。
先日行われた東京オリンピックは、復興オリンピックと銘打っていたが、賄賂だなんだと騒がれる今日、本当に復興を意識されていたのか疑問に感じる。おまけに復興大臣が現地視察を延期するなど・・・あのお金があればもっといろいろ使えるのに・・・こんなことを思いつつも、国民は力強く生きていることを知るのだった。
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